中央ハギのトートバッグ(つまみマチ)の作り方
型紙作りから完成までを解説
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【1】完成作品はこれっ!
- シンプルなつまみマチトートバッグの型紙をアレンジして、おしゃれな中央ハギのバッグを作ります。(^^♪ 『サイズ:口幅39cm×高さ21cm ×マチ14cm』 ※すべての画像はクリックで拡大します
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【2】使用する道具と材料
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・カッティング定規 ・方眼定規 ・カッター ・チケン紙 ・はさみ(クラフト、糸切り) ・文鎮 ・ミシン糸 ・ミシン針 ・テフロン(スムース)押さえ ・2.5ツメ押さえ ・ボビン ・ボビンケース ・マグネット定規 ・両面テープ ・#7050打ち棒 ・#7050打ち皿 ・12号(3.6mm)ポンチ ・ゴム板 ・ハンマー ・ステンレス打ち台
※おすすめのミシン道具はこちら
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・表布2種類 ・裏布 ・シール芯(スプリトップタック) ・持ち手 ・#7050ホック
※使いやすい定番の裏生地はこちら
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【3】型紙の作り方
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まず、作りたいサイズの縫い代なしの型紙をチケン紙で作ります。
これが元型になります。
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【5】
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チケン紙の底辺と直角になる中央線を引き、底辺から1cmの横線を引きます。
この横線が底の縫い代になります。
半分に切った元型を中央線と底の出来上がり線に合わせて、画像のように置きます。そしてアウトラインを写します。
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【9】
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型紙が出来ました。
持ち手とホック、ポケットの位置印を付けます。
・持ち手と持ち手の間は10cm
・ホックは出来上がり線から2.5cm下がり、脇の中心から左右に4cmずつの位置。
・ポケットの出来上がりサイズは、幅16cm×深さ12cmです。
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【10】接着芯を貼る
- 今回使用の表生地は、8号帆布と10番オックス生地です。 生地の質感と厚みを揃えるために、オックス生地にはスプリトップタック芯を貼ります。 接着芯を貼る時は、型紙よりもひとまわり大きめにカットした生地と芯を画像のように、少しずつ剥がしながら丁寧に貼っていきます。
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【12】縫製
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裏胴中央(切り替え部分)を中表にして縫い合わせます。(計2枚)
☆ポイント☆
縫い代1cmでの縫い合わせの際にマグネット定規を使用する事で、まっすぐ均等に縫い合わせることが出来ます。
安定した巾で縫える! マグネット定規はこちら
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【15】
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表胴の中央(切り替え部分)を縫い合わせ、縫い代を割ります。※両面テープを使ってもよいでしょう。
次に、中央にステッチを入れます。
もう1枚も同じ作業をします。
作業には必須!の両面テープ各種はこちら
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【18】持ち手付け
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持ち手テープ 38mm幅×39cm 2本
テープの中央を2つ折りにして、テープ端から2~3mmのところを縫い合わせていきます。
この時2.5mmのツメ押さえがあると同じ幅で縫えてキレイに仕上がります。
☆ポイント☆
テープの切り口や、糸の始末はライターであぶって処理すると、ほつれにくくなります。 ※糸は長いままではなく、2mmほどに切ってから焼きましょう。
ライターの取り扱いにはご注意ください。
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【22】
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天から2.5mmツメ押さえで、ぐるりと1周縫います。
次に天から1cmのところをぐるりと1周縫います。
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【23】ホック付け
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ホック位置の4ヶ所を、
12号(3.6mm)ポンチ
で穴をあけます。
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【24】
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#7050ホックを付けます。
☆ポイント☆
ホックを打ち損じた場合、クイキリなどで無理にもぎ取ったりしていませんか?
そんな時は金具はずしキットが便利です。これを使えば簡単にきれいに、ストレスなく外すことが出来ます。
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【25】完成
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マチが14cmあるのでしっかりと自立します。
サイドのホックを閉じれば中身が丸見えになる心配もありません。お弁当を入れたり、ちょっとしたお出かけに大活躍すること間違いなしです。
型紙作りをマスターすれば、入れたいものに合わせたオリジナルサイズのバッグも簡単に作れます!
生地を変えたり、はぎ合わせ位置を変えたりして遊び心満載のオリジナルバッグを作ってみてくださいね!
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かばん屋さんのキットでは、K-0015 ワイヤー口金手提げ、新商品のK-0023 サイコロトートバッグがつまみマチ仕様のバッグです。
こちらもぜひ、チャレンジしてくださいね!
※ワイヤー口金手提げはこちら
※サイコロトートバッグ 茶はこちら
※サイコロトートバッグ 黒はこちら
※商品詳細ページの「セット内容選択」から「K:型紙・説明書・付属一式」または「KF:付属一式のみ」を選んでください。
気軽に楽しく集い、そのうえプロの技が身につく!ものづくりが好きな仲間たちと出会える場所。 「かばん教室コロロ」では、作りたいものやレベルに合わせていろいろなクラスが選べます。 かばん教室コロロのホームページはこちら